家具を購入する時は、まず大きくわけて量産家具かオーダー家具かという選択があります。
量産家具は、大量生産しているので家具ひとつあたりのコストがおさえられて
気に入った家具を見つけることができたら、オーダー家具よりも安価に購入することができます。
オーダー家具は、お客様のご希望をそのまま反映できる世界でひとつだけの家具となりますが
ひとつずつ制作するものなので、製造コストは量産家具と比較すると高価なものになります。
そして、先日のブログ「家具の種類とグループ」のグループ分けでいうと、
アーゴノミー系家具は、量産品に向いているものが多いです。
シェルター系家具は、オーダー品でしかできないものが多数あります。
その大きな理由は2つあります。
ひとつめの理由は、人よりも建物のほうがサイズの違いが大きいからです。
例えば、私は小柄(身長165cm)で、スマウルのデザイナー鈴木は大柄(身長180cm)ですが
同じサイズの椅子に座っています。
ですが幅1mの壁面には、幅2mの収納家具はどうやってもおさまりません。
そしてもうひとつの理由は、サイズについてユーザーの求めていることの違いです。
例えば「自分にぴったりの椅子が欲しい!」というお客様のご要望を聞いて
「体のサイズと寸分違わぬ椅子が欲しいのですね。」とはあまり思いませんよね。(笑)
ですが「このカウンター下にぴったりの収納家具が欲しい!」というご要望だと
「高さも幅も奥行きも、しっかりと合わせてお作りしますよ。」という事になります。
もちろん、シェルター系家具でも量産に向いているものは多数ありますが
オーダーでしか作れないシェルター系家具はたくさんあるということです。
今回のブログを読んで、「じゃあ、アーゴノミー系家具はオーダーできないの?」
と思われている方もいらっしゃるかと思いますが、それについては次回のブログで
“オーダー家具を制作する目的”についての記事をアップしていきたいと思います。
また、オーダー家具が良くて量産品が悪いということも決してありません。
それぞれに、良いところがあるので家具を購入する際はいろいろな視点で
お楽しみいただければ幸いです。
























